FC3S 後期

                               


外装
リップスポイラーは必ず取り付けましょう 吸気温 油温 水温 共に下がります
純正リップがお勧めで 塗装済み 29000円前後 しかも 縁石にヒットしても
割れません

電装部品

パワーウインドウが オートで上がらない時や 途中で引っ掛かり止まってしまう
場合は スイッチ交換(¥10500)やレギュレター交換(¥8050)で直ります

足回り

路面により ハンドルがとられる場合は まずタイヤを キャンバー方向に縦横にゆすって
みてください ジャッキアップしたほうがよくわかります フロントタイヤの場合はハブの
ベアリングプリロード調整で 直る場合がありますが 10万KM以上走行している場合は
ASSY交換したほうが得策です
リヤタイヤ側のガタは ハブベアリングASSY交換になりますが ロアアームピロボール等
のガタである場合が多くリフトアップして 点検してみるほうが 確実です 只 車高調整KIT
を組み込んでいる車両はフロントストラット本体のガタがでている場合も多く上下方向に強く
しっかり点検しましょう

エンジン本体

ツインプーリー装着車両にみられる エアポンプの作動不良と 2次エア制御ワンウエイバルブ
の破損により 車検時に検査が受からないという 事例があります この問題はFD3Sの
エアポンプカプラーをカットしている車両にもみられることですので(もちろんベルトをカット
している車両も)車検時に CO HC NOX 等のガス検不良となり 大問題でもあります
FC3Sにおいてツインプーリー装着をよくみうけられますが エアポンプを手でまわしても
ロックしていたり(これは問題外) 通常空ブカシ時にベルトがかかってないのに勝手に
回るはずのエアポンプが回らない車両は 2次エアワンウエイバルブが冷却されずにダイヤ
フラム焼損をおこしている証拠です 車検時までには交換するようにし 車検がおわれば
薄いアルミ板をいれておきましょう 基本的にはエアポンプをちゃんと 駆動させたほうが
触媒や排ガス装置をいためたり プーリーキットが原因で一方方向に力がかかることによる
ウォターポンプベアリング早期摩耗 等 の防止になります
本当は エアポンプをつけておいたほうがウォータポンプのスリップも少なくベルトもきれません

エンジン電装品周り

スロットルセンサー早期トラブル車の原因は殆どナンバープレートの位置変更によるエンジン
ルーム内の異常なまでの高温です。出来るだけノーマルの位置に取り付けましょう
お客様の話では、元の位置に戻しただけで、エアコンを付けて走ると100度まで上がっていたのが
90度ー92度にまでおちついたそうです にもかかわらず後期の純正水温計には1mmの変化も
無かったそうです。これは、メーカー側がわざと行っている処置、水温計が動きすぎると
一般ユーザーのクレームを受けるのを恐れた為です。(前期のFCでは受けていたそうです)

インテリア

カーステレオ交換したらスピーカーから異音がする場合 これは明らかにスピーカーコーン紙
の破れです fc3sには6ヶ所ありますが点検してみたところほとんどの車両のドアウーハー
とリヤストラットスピーカーにある症状で 特にドアウーハーは100%破れていますこれらは
16cm社外スピーカーに交換できますが 全く鳴らない場合は車両純正サブウーハーアンプ
に電源がはいっていないことが考えられます 純正から社外品に変えたときに低音の不足を
感じたりドアから ドンドン低音が聞こえてこないときは 純正カプラーのアンプ電源を 入力し
てみてください (これはfd3sのセンタースピーカーがならない時とおなじことです)
もちろんドアスピーカーには低音信号しか入力されないので 3ウェイ等は必要なくシングル
コーンのスピーカーで十分です